紫色のTシャツがアクセントになっているこのコーディネート。ジレにダークトーンのものを持ってくることで、コーデ全体が甘くなり過ぎないように調節しているのはさすがのテクだ。また、アクセサリーも各部1つずつくらいの量がちょうどいい。ジャラ付けしてしまうと、シンプルなコーデとのバランスが取れなくなってしまう。デニムもキレイめのストレートタイプが正解。ショーンのようにここまでシンプルなコーディネイトだと逆に味気がないかもしれない。もう少し色味を増やしたり、コントラストを映えさせた方が、コーディネイト全体としては面白みが出るぞ!シンプルなだけに年齢層を問わない、このコーデは読者の方それぞれのアレンジを効かせることができる、いわゆるベーシックなスタイルと言えよう。微フレアのデニム×レザーサンダルの組み合わせで、エレガントさのアップを狙ってみてもおもしろいぞ!
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シャツ×デニムをブルーでまとめた大人の上品ストレート Matt Bomer (マット・ボマー)
全身をブルー系でまとめることで、爽やかさを全面に押し出している。シャツ×ジレをストライプで統一することによって生まれるストレートシルエットが美しい。アイウエアも知的な印象をプラスしてくれる。そして、適度にウオッシュがかったデニムが、カッチリとした上半身のイメージをカジュアルダウンしてくれる。色落ち具合やヒゲの入り方も絶妙だ。このまま全身をブルーでまとめて終わりにしないところに、マットのセンスを感じる。ネクタイに明るいグレーを差すことで、コーデ全体がグッと引き締まるのだ。オシャレ上級者のテクニックがいくつも盛り込まれた、お手本コーデと言えよう!場面は何かのプレゼンテーションをしているようなところ。ガチガチのビジネススタイルではなく、適度にリラックスしたビジネスカジュアルは年齢層問わずオススメだ。もし会社の服装が厳しくないのであれば、すぐにでも挑戦していただきたい。アレンジを加える際に気をつけて頂きたいのはネクタイの色。上半身がつぶれた印象になってしまうので、黒や濃紺など、暗めの色はNGだ!
ペイズリー柄のボタンダウンシャツをジレ×スラックスで上品に Travie McCoy (トラヴィー・マッコイ)
ジレ×スラックスといえば、パッと思いつくのはフォーマルなスタイル。しかし、トラヴィーはジレに合わせるシャツを総柄にすることで、しっかりとカジュアルな遊びを加えている。細かいペイズリー柄が全体に施されたボタンダウンシャツはストライプのタイでカッチリと締めることで、適度なフォーマル感をキープ。ライトグレーのジレ×スラックスは、ブラックやベージュなどに比べて若く見える色合いなので、40代〜の男性には特にオススメの配色。柄物のシャツにストライプのタイだと、コーディネイトがうるさく見えてしまいそうだが、そこはさすがセレブ。しっかりとポイントを押さえているのでこんなにもキレイにまとまって見えるのだ。それは、デザインの大小で差をつけること。シャツのペイズリーは確かに主張は強いが、1つ1つの柄が細かい。それに比べてタイはかなり幅広なストライプ。これこそが柄×柄を攻略する秘訣!色合いのトーンを揃えることができればよりGOOD!
個性の強いアイテムをブラック×グレーでモードにまとめ上げる John Galliano (ジョン・ガリアーノ)
難易度の高い、奇抜とも言えるすべてのアイテムを、全身に振り分けられたブラックカラーで奇抜ながらもすっきりとまとめあげたモードライクなコーデ。トップスはフロント部にベストのような切り替えの入ったセットアップシャツを一枚で着こなす。ボトムスはサルエル風のシルエットでリラックス感を演出。腰に巻いた異素材パッチワークのベルトがかなりの存在感を出している。この個性的なトップス、ボトムスをさらに引き出し、また全身の調整役となっているのがブラックで固められたシューズとハットのチョイスだ。ボリューム感のあるデザイン性の高いレザーシューズにタキシードハットとこちらもまたアクの強いアイテムを組み合わせるがブラックカラーを取り入れて色味で統一感を表わした。
トップスのレイヤードでグラデーションを効かせたモノトーンコーデ Christian Siriano (クリスチャン・シリアーノ)
得意のモノトーンコーデはタイトなシルエットにスマート×爽やかさのバランスが絶妙。肩口のボリュームとミニマルな作りにこだわりが伺えるジャケットは、袖をまくって爽やかに着こなした。かっちりとした印象がコーデ全体を引き締めている。ショート丈のベストは個性的なアイテムではあるが、主張を抑えることで上手く馴染ませている。インナーはホワイトのVネックTにグレーのTシャツをレイヤードし、コーデに深みを持たせた。ブラックのジャケットにホワイトのインナーと、メリハリを付けた組み合わせに、レイヤードしたTシャツのグレーカラーがナチュラル感を持たせるつなぎの役割を果たしている。ボトムスはブラックのジーンズを合わせてカジュアルダウン。黒を基調としたベーシックな小物使いが全体に統一感を持たせている。
ダメージデニムをブーツインしたワイルドロックコーデ Michael Sorrentino (マイク・ソレンティーノ)
「THE・ロック」とも言うべき無骨なコーディネイト。モノトーンをチョイスしたシンプルなメッセージTは、ジレと組み合わせることで大人ロックな印象に。デニムは太腿部分から激しいダメージ加工が施されているので、これ1本で一気にワイルド感が増す。ブーツインすることによってコーディネイト全体のワイルドなイメージをグンと上昇させてくれる。しかし、それだけでは終わらないのがロックコーデの申し子、ソレンティーノだ。胸元から下げたインパクト抜群のネックレスに両腕のバングルをプラスすることで、小物からもロックな匂いをプンプン漂わせている。まさに計算され尽くした完璧なコーディネイトだ!Tシャツ×ジレとエレガントな印象に見えがちな組み合わせも、ボトムスの扱い方によってここまで変わった印象にアレンジできる。気軽にロックを取り入れたい方にオススメのテクニックだ!
ストライプ×ボーダーの組み合わせを小物使いで上手くまとめる Johnny Depp (ジョニー・デップ)
ストライプ×ボーダーという、ファッションではご法度とされる組み合わせをサラりとやってのけてしまうジョニーのファッションセンスには脱帽だ。ボーダー柄のインナーにシャンブレーシャツ×ストライプ柄のジレをチョイス。ボトムはわずかにテーパードがかったダメージデニムで、裾もユルめにとってある。ジョニーお得意のアイウエアとハットの組み合わせはすっかりおなじみだ。また、腰から垂らしたバンダナや、ストールの3色使いなど、小物使いは相変わらずの上級レベル。さすがだ。ボーダー×ストライプの組み合わせで、コーデがちぐはぐに見えないのは、明暗のつけかたが非常に上手いからである。ボーダー柄は白×グレーとどちらも膨張色であるのに対して、ジレは黒で引き締め効果をはかり、かつストライプ柄自体はあまり主張せず、薄らと入っている。このコーディネイトはハイレベルなファッションセンスが凝縮された珠玉の1枚と言っても過言ではない。いきなりすべてを真似るのは相当難しいと思われるが、ぜひ、ポイントをしっかり抑えて挑戦していただきたい!
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